地元白楽で、ロンドン仕込みの焼菓子をつくる〈焼菓子工務店 小松 洋介〉(後編)

お店とケのまち

白楽の人気店「焼菓子工務店」のオーナー小松 洋介さんのインタビュー。

プロフィール

小松 洋介

曽祖父が創業した六角橋の「小松工務店」4代目として生まれる。 テレビ制作の仕事を経て単身ロンドンへ。修業後2018年「小松工務店」ビルに「焼菓子工務店」をオープン。 営業日は限られているが丁寧に作られた焼菓子が評判を呼び、県外からも客が訪れる人気店に。

前編はこちらから

行列ができる「ロンドンクロワッサン」

1日40個限定の「ロンドンクロワッサン」は、生地を前日から仕込み、1日寝かしてから翌日に焼きあげる人気商品。(手間がかかるため40個が限界なんだそう)

13時ころの販売開始ですが、店頭に並ぶ間もなく完売することも多いんだとか。

小松さん:

ロンドンに行く前に、経験を積むためパン屋で働いたんです。

どこで働けば良いか?と悩んでいたんですが、働くお店を決めるために『パンの食べ歩き』をしました。

種類が沢山あるパンの中で、何を食べれば、そのパン屋さんの特徴を知れるのか、と考えて、たどり着いた答えが『クロワッサン』でした。

それからは、とにかくクロワッサンにこだわって食べ歩きをして、たどり着いた答えが 層がキレイに見える、食感のよいクロワッサンだったんです。

小松さん:

そして本当に運が良かったんですが、ロンドン時代のヘッドシェフが、層がキレイなクロワッサンを作れる方だったので、

作り方を学んで、帰国後自分なりのアレンジを加えて、自分の中で見た目と食感をベストに仕上げたのが今のロンドンクロワッサンです。

シンプルな焼菓子を追求したい

酒井:

お菓子を作る上で、こだわっている点はありますか?

小松さん:

お店始めててから1年半ですが、ずっと、削ぎ落としています

とにかくシンプルにしたいんです。

開店当初は、いろいろ商品を増やさなくちゃ、って考えていたんですが、最近は考え方が変わって、
新しいものは、やらなくていい』と思い始めてて。

小松さん:

商品を増やさず『逆に数を絞って、どんどん尖らせたい』

クロワッサンの生地って、『パン・オ・レザン』とか『パン・オ・ショコラ』とかアレンジすれば、いくらでも商品数を増やせるんですよ。でもカスタードとかチョコで、ごまかすのではなく

『ごまかしがきかない商品

の方が、お客様に対して正直で、喜ばれるんじゃないかと。

どんどん削いでシンプルに、広く浅くではなく、せまく深く本質をとことん突き詰めて勝負していきたいです。

酒井:

人に対しても、お菓子に対しても正直な人柄、人気の理由がわかったインタビューでした。貴重なお話ありがとうございました!

編集後記

酒井:

でも休み無しは、さすがにきつくないですか??

小松さん:

そうですね、休みはないんですけど、、、でも毎日本当に楽しいんですよね。

自分が好きなことを、自分が好きなようにやっているので、1日中働いていても、辛いと感じたことは、一度もないんです

テレビ時代は、ツラいと感じることが沢山ありましたけどね(笑)


なんて笑顔で話す小松さん。

今の仕事が心から好きで、楽しんでいるということが伝わってきました。

ロンドンでは焼菓子が『日常品』らしく、日本でも気軽に食べてほしいということで、価格もあえて手が届きやすい設定にしているそう。

こんなお店が近所にあることを、有り難いと思ったインタビューでした。

焼菓子工務店

Instagram
https://www.instagram.com/yakigashiko/?hl=ja
営業日時
水、金、日、10:00-18:00 ※詳細は焼菓子工務店インスタをご確認ください。
住所
横浜市神奈川区六角橋2-5-24

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この記事を書いた人

酒井洋輔

酒井洋輔

編集長
くらしとすまいの松栄三代目。妙蓮寺生まれ・妙蓮寺育ち。農業を参考に、不動産と建築、街づくりが循環し、持続可能な形で成長するビジネスモデルを探求中。

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