地元白楽で、ロンドン仕込みの焼菓子をつくる〈焼菓子工務店 小松 洋介〉(前編)

お店とケのまち

今回は、白楽の人気店「焼菓子工務店」のオーナー小松 洋介さんにお話を伺いました。

プロフィール

小松 洋介

曽祖父が創業した六角橋の「小松工務店」4代目として生まれる。 テレビ制作の仕事を経て単身ロンドンへ。修業後2018年「小松工務店」ビルに「焼菓子工務店」をオープン。 営業日は限られているが丁寧に作られた焼菓子が評判を呼び、県外からも客が訪れる人気店に。

酒井:

行列ができるクロワッサンの事など、お話を沢山伺ってきました!まずは恒例の『関係ない質問』をどうぞ!

靴のサイズ
26.5㎝
好きな深夜番組
ドキュメント72時間(NHK)
好きな映画
レオン」「千と千尋の神隠し
ハマっているもの
レモンサワー、お酒は量は飲みませんが、毎日飲みます
コンビニで買うもの
緑茶
よく見るアプリ 
Netflix (孤独のグルメを見るのが好き) 
好きな洋服
ALLSAINTS(オールセインツ)
息抜きする場所は
バイクに乗っているとき
好きな曲は
andymori (アンディモリ)
最後に旅したのは
去年の夏、バリ
人生最大の買物
このお店のオーブン費用
人生最大の無駄遣い
無駄遣いはないですね、無駄がきらいなので(笑)
100時間あったら?
海外旅行に行きます
100万円あったら?
海外旅行に費やします
自分へのご褒美は
ラーメン好きなので、白楽の「とらきち家

※取材が2020年6月下旬だったため、感染予防として、マスク着用でインタビューを行っています。 ご了承下さい。 

代々続く工務店の4代目

酒井:

小松さんは『小松工務店』の息子ということですか?

小松さん:

はい、実家の家業が工務店です。
曽祖父が長崎の五島列島の出身で、関東大震災の時にこの辺りに大工として来て、それが小松工務店の始まりです。

祖父が継いで、親が継いで、自分で4代目という関係になります。

工務店を手伝っていたこともありますが、いま自分は継いでなくて、有難いことにやりたいことをやらせてもらっています。

酒井:

生まれは、この辺りですか?

小松さん:

はい。生まれは六角橋です。

もともと美大を目指していたこともあり、日本大学芸術学部に入学して、デザインを学びました

グラフィックとか、映像のCMに興味があって、やりたいなと思い、ご縁があってテレビ局の制作として3年ほど働き、

そこで、早朝の情報番組や、夕方の情報番組 (誰もが知っている有名な番組)に携わっていました。

酒井:

テレビ局で働いてたんですね!(驚)

テレビの制作を経て、なぜ焼菓子店を??

パン屋開業を目指してロンドン修業へ

小松さん:

夕方の番組は、主婦層を狙って作っているので、『大盛特集』とか『パン屋の紹介』とかが多くて、それに感化されて

パン屋っていいな、面白そうだな』って(笑)

小松さん:

元々デジタルな仕事とかは、あまり好きじゃなかったのですが

『自分はアナログな仕事が好きだな』とか

『みんなで働くよりも1人が気楽だな

という自分の気持ちに、あらためて気づいて、、、

どうせ行くのであれば、自分の憧れていた英語圏でパン作りをしたいと思い、イギリスに行く事にしました。

テレビの仕事も楽しかったのですが、
この多忙な生活を、ずっと続けたくない』
というのもあって、自分の中で区切りをつけるため、ロンドンに行きました28歳の頃です。

小松さんイチオシの「英国レモンケーキ」

小松さん:

ロンドンのパン屋は日本のパン屋と違って、パンだけじゃなくて焼菓子的なケーキがあってカフェも併設している『ベーカリー』という形式なんです。

ベーカリーに履歴書を持って行っては断られる、を繰り返していたなか

タイミングよく現地の会社がベーカリーを起ち上げるということで、”ベーカー募集”を見つけて応募したところ、運良く採用されたんです。
※ベーカー = パン職人

イギリスのお店で作っていた焼菓子

小松さん:

そこでは、ヘッドシェフを中心に4、5人のチームで、工房を作るところから起ち上げをして、さらに商品開発にも携われたので、本当にラッキーでした。

ロンドン修業時代のお仲間との写真  上段右が小松さん

率いていたのはロンドンの有名店『GAIL’s Bakery(ゲイルズベーカリー)』の 元ヘッドシェフ。

小松さんが作る焼菓子は、その現地のレシピを元に、砂糖の量を減らしたり、サイズや食感を日本にあわせてアレンジした、英国菓子とのこと。

お客様が描いてくれた絵。お客様からも愛されていますね。

店舗やロゴはセルフデザイン

酒井:

このロゴやコンセプト、完成度がスゴイんですが、デザインは小松さんですか?

名刺もかわいい

小松さん:

はい。ラフ案は自分で考えて、知人のデザイナーに仕上げてもらいました。

酒井:

焼菓子工務店というネーミングもご自身で?

小松さん:

はい、そうです。

テレビ局の制作って番組制作のために、WEBでネタ探しをするんですよね。

名前から、お店のテーマや背景がわかると、番組が構成しやすかったので、お店の背景が伝わるシンプルな名前にしようと思って考えました。

この名前をつけられたのも、テレビ制作の経験があったからなんですが、正直、テレビ時代は忙しさばかりで、将来役に立つなんてわかっていませんでした。

でも、お店を起ち上げてみて、本当に『いい経験』をさせてもらっていたんだと、気づきました。有り難いですね。

酒井:

店作りもご自身で???

小松さん:

基礎工事等の難しい部分は、大工さんにやってもらいましたけど、元美容室だったこの場所に、設計・デザインはじめ、自分でモルタルを塗ったり、ペンキ塗り、タイル貼りと、自分で出来ることは、全部自分でやりました。

ドアや窓枠とかも全部建材屋等に行って発注して、、、本当に工務店ですね(笑)

改装前の写真「ミラー」の文字は、美容室の名残
お店のベンチも自分で制作

酒井:

小松さんの1週間のルーティンは?

小松さん:

営業日は水・金・日の3日ですが、実は営業日の前は朝から晩まで仕込みで、全然休みではないんです。

唯一休みの月曜も、半日は店の買い出しに行ったりしています。


こちらが、小松さんの1週間のスケジュール。

休みがほぼない、ハードスケジュール、、、 

後編はこちらから

酒井:

インタビュー前は「休んでばかり」と思ってました、、、サーセン

後編は、大人気『ロンドンクロワッサン』の美味しさのヒミツなどをお伺いしています!引き続きお楽しみください。

焼菓子工務店

Instagram
https://www.instagram.com/yakigashiko/?hl=ja
営業日時
水、金、日、10:00-18:00  ※詳細は焼菓子工務店インスタをご確認ください。
住所
横浜市神奈川区六角橋2-5-24

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この記事を書いた人

酒井洋輔

酒井洋輔

編集長
くらしとすまいの松栄三代目。妙蓮寺生まれ・妙蓮寺育ち。農業を参考に、不動産と建築、街づくりが循環し、持続可能な形で成長するビジネスモデルを探求中。

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