本探しの時間を楽しめる古本屋『Tweed Books』(前編)

お店とケのまち

今回は、白楽駅より徒歩3分、

古本屋『Tweed Books』さんにお邪魔しました!

場所はこちら

店主の細川克己さんにお話を伺いました。

酒井:

まずは恒例の『関係ない質問』をどうぞ!

コンビニでよく買うもの
お昼ご飯(おにぎり)
好きなYouTube
パンダの映像をひたすら見る、クラシック音楽
17歳に戻れたら
今が楽しいので戻りたくない、強いて言えば洋裁とピアノを習いたかった
100時間あったら
読書する
1億円あったら
家のローン、服と本を買う、残りは奥さんにあげる
最後に泣いたのは
2年前に腰を痛めたとき
人生最大の買い物
金額的には家、記憶に残っているのは大学生の時に奮発して買った5000円のレコード
人生最大の無駄遣い
相性の良くなかったご飯屋さん(白楽ではない)
生まれ変わったら
作曲家になりたい
最近ハマっていること
上野動物園にパンダを見に行くこと
よく着る服
ヨウジヤマモト(常連さんからの貰い物)

『Tweed Books』オープンまでの道のり

古本屋を初めて丸10年。

昔から本が好きで、以前は新刊書店や出版社に勤務していた細川さん。

30代中盤で色々と思うこともあり、「これからどうやって働いていこうか」と悩まれたそう。

5年いた新刊書店に戻って務めるか、ファッションも好きなので洋服屋を経験してみるか、自分で事業をやってみるか…悩んだ末、

「自分で何かやれば好きな服を着れるし、ずっと好きな本を仕事にできる」と思い、

小学生の時からスーパーの前で行われる、古本屋のセールが好きだったこともあり、古本屋をやってみることに!

また奥様が「古本屋、良いと思うよ」と応援してくれたのも、決断できた大きなきっかけだったんだとか。

店舗を探し始めると「お店を閉めるから、そのあとどうですか?」と六角橋のとあるテナントを紹介されたそう。

初めて白楽に降り立った時は「まだこんな商店街があるんだ」と街の魅力に惹かれたんだとか。

そのテナントが期間限定の条件で家賃も安くしてくれたこともあり、初めてのお店は現在の店舗とは駅反対側の六角橋にすることに。

その後、出版社を退職し、順調にお店をオープンさせたそうです。

古本屋さんとしてコツコツとお店を営んでいましたが、六角橋のお店は期間限定だったため、お店を開きながら、次の街でお店を探すことに。

山手エリアも検討されていたのですが、なかなか1階で空いているテナントが見つからず…

そんな時、不動産屋さんに相談して帰る途中、たまたま現在のテナントに「空き店舗募集中」の貼紙が!

外からガラス越しに中を覗くと、壁付きの本棚と、商品を陳列するための「島」が既にあったことに魅力を感じ、少し予算オーバーでしたが、「これは運命かもしれない」と思い、この場所にお店を移転することを決めたんだとか。

街の時計代わりのようなお店を目指して

現在『Tweed Books』さんでは約1万5千冊の本が販売されています。

中でも小学生の頃からお母様の影響で好きになったファッション関連のものが多く、それをめがけて来てくれるお客様も多いんだとか。

他にも文芸・哲学や、食、暮らし、絵本などはお客様からの要望で置き始めたそうです。

最初は女性が多かったそうですが、今は男女半々くらいで、絵本も取り扱い始めてからは、さらに年齢層が広がり、ファミリーのお客様も増えたんだとか。

また、ホームページを見て、遠くからわざわざ来店される人も多いとのことです。

Tweed Booksさんは月曜日が定休日で営業時間は11時〜19時。

いつも来てくださる70代の常連さんに

ここの店がやっているからまだ19時になっていないな、ここが休みだから今日は月曜日なんだな、と思うくらい、お店はその街の時計代わりになっていないとね

と言葉を頂いたこともあり、『いつもの散歩コース』に入れてもらえるくらい街に溶け込んだお店でありたいな、と感じたそう。

ちなみに月曜日の定休日は本の市場にいくか、家で本を読んでいるか、通販の作業をして過ごしていることが多いそうですよ。

酒井:

後編は細井さんのおすすめの本や、今後の展望などを伺いました。お楽しみに〜

後編はこちら

Tweed Books

住所
横浜市港北区篠原台町4−6 サージュ白楽 107
ホームページ
https://tweedbooks.com
Instagram
https://www.instagram.com/tweedbooks/
X
https://x.com/tweedbooks

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この記事を書いた人

酒井洋輔

酒井洋輔

編集長
くらしとすまいの松栄三代目。妙蓮寺生まれ・妙蓮寺育ち(悪そうな人は友達ではない)農業を参考に、不動産と建築、街づくりが循環し、持続可能な形で成長するビジネスモデルを探求中。

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