海外で出会った「おいしい」を白楽に『ニコバル El Bar De Nico』

お店とケのまち

今回は白楽駅から徒歩5分、2025年8月にオープンした、『ニコバル El Bar De Nico』にお邪魔しました!

場所はこちら

18歳のとき、初めての海外旅行でタイを訪れたというオーナーのニコさん。

そこから旅への興味はどんどん広がり、バックパックを背負ってアジア各国を巡るようになりました。

その後、ヨーロッパを旅するようになり、スペインに住むチャンスが訪れ、スペイン好きに。

そしてニューヨーク、ロンドン、テキサスさまざまな国で暮らしながら、約10年にわたる海外生活を経験したそうです。

そんなニコさんが日本に戻り、自分のお店を始めようと決めたのには、これまでの旅と暮らしの中で積み重ねてきた「食との出会い」がありました。

スペインへ渡る前には、西荻窪で間借りをしながらカフェやバルを営んでいた経験もあるニコさん。

海外で暮らすようになってからは、そこで出会った友達に料理を教わったり、自分で作ってみたり。

気になった料理を作るうちに、自然と料理のレパートリーが広がっていったといいます。

ニコさんのお店では、スペイン料理をはじめ、中東、アジア、メキシカンなど、海外での暮らしの中で出会い、身につけてきたさまざまな料理を提供されています。

料理を選ぶときの基準は、とてもシンプル。

「これおいしい!作ってみたい!」

自分自身がそう感じたものを、お客さまにも届けたい。

そんな思いから、ジャンルにとらわれず、「食べてみてほしい」と思った料理を提供しています。

初めて訪れた人におすすめなのが、さまざまなタパスを一皿で楽しめる「ニコバルプレート」

お店のいろいろな料理を少しずつ味わえるため、複数の料理を一度に体験できるのが魅力です。

ニコバルプレート

さらにニコさんがおすすめしてくれたのが、「中東プレート」

ファラフェルなど、普段なかなか食べる機会のない料理を味わうことができます。

中東プレート

「知らない料理だからこそ、食べてみてほしい」

その一皿には、そんなニコさんの思いが込められています。

実際に食べたお客さんからは、

「食べたことのないものばかりだったけれど、食べてみたらおいしかった!」

「新しい発見があった!」

という声も。

知らなかった味に出会うことは、旅をするような感覚にも少し似ているのかもしれません。

お店を構える場所にも、ニコさんらしいこだわりがあります。

もともと、お店は早い時間に開けたいと考えていたそう。

また、「今日はここで一杯飲んで、次のお店へ行こう」と、街をハシゴしながら楽しんでもらえるようなお店にしたかったといいます。

そこで選んだのが、現在の場所。

急行が停まる大きな駅よりも、各駅停車の駅が好き。

路面店ではないけれど、隠れ家すぎるわけでもない。

そんな場所を探していたところ、出会ったのが今の白楽の物件でした。

2階にあることに加え、隣にはカラオケのお店があり、そこにはママやマスターがいる。

どこか昔ながらのローカルな雰囲気が残っているところも、「自分のスタイルに合っている」と感じ、この場所に決めたそうです。

店内では、日本を感じさせないよう、あえて聞き慣れた英語ではなくスペイン語の音楽を流しています

目指しているのは、「どこか別の場所に来たような感覚」を味わってもらうこと。

海外旅行に行かなくても、いつもの街で、いつもとは少し違う空気や料理に出会える。

それが、このお店の魅力のひとつです。

ニコさんが暮らしていたスペインのバルも、決して特別な人だけが訪れる場所ではありませんでした。

朝から店が開いていて、新聞を広げながらコーヒーを飲む人がいて、友達と話しながらビールを飲む人もいる。

それぞれが思い思いの時間を過ごしている。

そんな日常に溶け込んだバルの風景を、日本でもつくりたいという思いがあるのだそうです。

実際にお店を訪れるお客さんも、とても幅広いそう。

なかでも、1人で訪れる女性が約7割

ふらっと一人で立ち寄って、料理やお酒を楽しむ。そんな過ごし方が自然にできる場所になっています。

最近では、子ども連れで訪れるお客さんも増えてきたそうです。

そしてもうひとつ、このお店を語るうえで欠かせないのが、ご近所とのつながり。

常連のお客さんや近隣の方から、花や梅、手作りジャムなどが持ち寄られることもあるといいます。

そこには、どこか懐かしい、昔ながらの近所付き合いがあります。

お店とお客さんという関係だけではなく、街の中で自然と人と人がつながっていく。

そんな温かさが、このお店には少しずつ育っているようです。

頂いた梅で作ったという梅酒

このお店が届けているのは、料理だけではないのかもしれません。

それは、日常の中にほんの少しの「変化」を取り入れること。

いつもなら選ばない料理を食べてみる。

知らない国の味を試してみる。

初めて聞く料理の名前に興味を持ってみる。

そんな小さな挑戦が、新しい発見につながっていく。

そして、「変化を恐れず、まずは試してみてほしい」という思いです。

海外で暮らし、旅をし、さまざまな人や料理と出会ってきたニコさんだからこそ届けられる、「新しい食との出会い」。

それは、遠くへ旅をしなくても、一日の中にほんの少しだけ非日常をつくってくれるものです。

いつもの街で、いつもの一日を過ごしているとき。

「今日は、食べたことのないものを試してみようかな」

そんな気持ちで扉を開けてみる。

きっとそこには、まだ知らなかった味と、新しい発見が待っています。

ニコバル El Bar de Nico

住所
横浜市神奈川区西神奈川3丁目152−1
instagram
https://www.instagram.com/elbardenico2025/

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この記事を書いた人

鈴木安佳音

鈴木安佳音

広報職や、保育園栄養士などを経験し、2021年にフリーランスとして独立。カメラ・料理・ドラマ・美容・器が好き。

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