妙蓮寺駅より徒歩20分、第一みゆき商店街にあるお惣菜屋『デリカテッセン厨chocu』さんにお邪魔しました!
2012年OPENの『デリカテッセン厨chocu(くりやちょく)』
今回は店主の直美さんにお話を伺いました。

直美さんはレストランで経験を積んだ後、地元である馬場町でお店を構えました。

お店の名前『厨chocu(くりやちょく)』の由来は、くりや=厨房に、お名前の直美からchocu(ちょく)をとり、スペルは丸みがあって優しい雰囲気の”c”に。
そして猫好きなので”o”に耳をつけて、猫のシルエットにしたそう。

お店のショーケースには、色とりどりのお惣菜やスイーツがずらり。
こだわりはできる限り”手づくりであること”。
お料理に使うマヨネーズやドレッシング、トマトソースやホワイトソースなども業務用の缶詰などは使っていないそう。
「手間と時間を考えたら、出来合いの缶詰などを使った方がいいのですが、やっぱり美味しいと思えない。
私が食べて美味しいと思うものを作りたいので、イチから手作りしています」
食べたら違いをわかってもらえるそうで、フラっと寄った方がリピートしてくださったり、中には「引越したけど食べたくてきちゃいました!」と遠方からお越しいただく方もいるそうです。

お客様の年齢層も幅広く、子どもに良いものを、という若いママから、お年寄りまでいらっしゃるそう。
特に一人暮らしの方は、「一人分を作るのも大変だし、美味しいものをちょこっと食べたい」という声が多いようです。

ちなみに一番人気は”おからのサラダ”
「お家で真似して作ってみたけど、なかなか再現できない!」という声も多いそうです。

こちらの生春巻は具材によってドレッシングも変えていて、今回はハーブを効かせたドレッシングでした。
厨chocuさんのお惣菜は、パーティーの手土産にもピッタリですが、日常の中で一品取り入れても、食卓に彩りが出て素敵です。

そして、こちらのお店では焼菓子も人気!
特に月に2回販売している”スコーン”は直美さんも一押しで、スコーンを目当てに、千葉や逗子からお越しになるお客様もいるそうです。

美味しさの秘訣はこだわりの食材。
お菓子に必要なバターは”よつ葉バター”、牛乳も生クリームも北海道産のものをふんだんに使っているそう。
フレンチトーストも私たちが家で作るようなものとは違い、コクが出るよう、バターの代わりに乳脂肪の多い生クリームをたっぷりと染み込ませて、オーブンで焼いているんだとか。

これだけ手間をかけ、食材にこだわっていると、原価も上がりそうですが…
「そうですね。でも皆さんに美味しいものを食べて欲しいので、なるべく値上げしないよう頑張っています。あとは、子どもたちが小銭で買えるくらいの金額に抑えたいなと思っています。」
美味しさも価格もどちらも妥協しないのは、お客様一人一人の顔が浮かんでくるからでしょうか。
取材中もお客様がたくさんいらっしゃいましたが、どのお客様にも丁寧で温かなやりとりをされていたのが印象的でした。

デパートに行けばたくさんのお惣菜やお菓子が並んでいます。でも安心して美味しくいただけるお店というのはなかなか出会えない。
作っている人の顔が見えて、思いも感じられるのは『厨chocu』さんならでは、かもしれません。
「表の椅子で休憩したり、気軽にのぞいておしゃべりしにくるだけでも良いんです。憩いの場になれば嬉しいです」とお話されていた『厨chocu』さん。
みなさまもぜひ立ち寄って、美味しいごはんやおやつを堪能してみてください。
デリカテッセン厨chocu
- 住所
- 神奈川県横浜市鶴見区馬場1丁目6−26
- https://www.instagram.com/kuriya_chocu/
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