新横浜の人気ベーカリー『Champs de Blé(シャン ド ブレ)』(前編)

お店とケのまち

新横浜駅から線路沿いに歩いて約5分。

オフィス街を抜けて、ちょっと落ち着いたエリアにある人気のパン屋さん『Champs de Blé(シャン ド ブレ)』さんにお邪魔しました!

場所はこちら。

今回はシャンドブレの店長であり、シェフである西春知哉さんにお話を伺いました。

酒井:

まずは恒例の『関係ない質問』をどうぞ!

靴のサイズは?
26.5㎝
好きなYouTube
『けんた食堂』。料理の動画を見るのが好き
最近ハマってること
自宅で筋トレ
コンビニでよく買うもの
麦茶
近くでよく行く場所
菊名の銭湯『福美湯』
よく使うスマホアプリ
LINE
最後に泣いたのは?
3ヶ月前、ドラマ『アンメット』を観て
最後に旅をしたのは?
20数年前、友達と愛知県の「西春町」へ
人生最大の買い物
一軒家
影響を受けたもの
魚介類が食べられなかったのに、30代で海釣りに行って、船を降りたら魚が食べられるようになっていた
疲れたときのご褒美
あんこが好きなので、和菓子
100時間あったら
料理の勉強をする
マイベストごはん
納豆と卵焼きのセット
生まれ変わったら
牧場を経営してみたい

見えないところも、手間ひまかけて

酒井:

ご出身は?

西春さん:

出身は茅ヶ崎です!

酒井:

茅ヶ崎と言えばサーフィンなどのイメージがありますが…!

西春さん:

茅ヶ崎は北と南で分かれていて、僕は山寄りのところの出身なので(笑)サーフィンはやってないですね。

海自体は自転車で20〜30分くらいなので、もちろん行くんですが、大体違う遊び方をしてますね。

酒井:

そうなのですね。
シャンドブレに来る前は、どんなことをされていたんですか?

西春さん:

ここに来る前は原宿の『mojo coffee』で働いていました。

主にコーヒーのお店ですが、パンも作ることになり、そこで働かせていただいていました。

『mojo coffee』の前は、今はもうないのですが、横浜ベイクオーターにあった『とろけるブリオッシュ』が有名な『ヴィクトワール』というお店で10年くらい働かせていただきました。

酒井:

『シャンドブレ』で働くことになった理由は?

西春さん:

『mojo coffee』がお店をたたむということになって、「じゃぁ転職しないとな…」と思いまして。

そんな時にこちらの求人が出てまして、すぐ活躍出来そうだったので、こちらに勤めることになりました。

『シャンドブレ』で働き始めて、もう8年ほどになります。

店長の西春知哉さん

酒井:

Champs de Blé(シャン ド ブレ)』はどういう意味なのですか?

西春さん:

フランス語で『麦の穂』という意味があります。

酒井:

シャンドブレのパンの特徴は?

西春さん:

他のパン屋さんとちょっと違う点は、例えばカレーパンのカレーの具は手作りで、1週間かけて作っているんです。

肉を焼いて肉汁を出して、煮込んで…全部出来上がるまでに1週間かかってしまうという(笑)

酒井:

カレーの部分だけで1週間ですか!

他にも時間がかかっているメニューはありますか?

西春さん:

あまり見えないんですけど、ベーコンもですね。

ブロックの肉を仕入れて塩を塗り、それを水につけて塩抜きして、乾燥させて燻製しているので、合計で2週間かけています

酒井:

ベーコンも自家製なんですね!

購入して使用するのが一般的ですよね…?
ものすごくこだわっているんですね。

手前が、1週間かけて具をつくっているという牛スジコンカレーパン

並んでも食べたい、心をつかむパンたち

酒井:

いま1番人気のパンは何ですか?

西春さん:

昔からずっと人気なのは『Sel(セル)ワッサン』という塩を使ったクロワッサンです。

あとは先ほどお話ししたカレーパンも同じくらい人気ですね。

人気No.1のSelワッサン

酒井:

作っている側として、「これすっごい手掛かってるんだよなぁ」というパンはありますか?

西春さん:

それこそさっきのベーコンを使った『自家製ベーコン エピ バルサミコ風味』ですね。

中に入っているベーコンが外から少しだけ見えるんですが、それを作るのに2週間かかっていることを知ってい方は少ないと思うので(笑)

2週間かけて作った自家製ベーコンを使用した『ベーコンエピ』
大豆戸町の地名にちなんだ『MAMEDO』

酒井:

かなり行列が出来ると思うのですが、1番長い時だとどれくらいのお客様が並ばれるんですか?
お客様がどんな方が多いんでしょうか?

西春さん:

そうですね…多い時は50〜60人ほど並んで頂いている時もありますね。

お客様は30〜50代の女性の方が1番多くて、あとは近隣のサラリーマンのお客様も多いです。

あとは横浜アリーナでビッグアーティストの方が来ると、そのファンの方も多くご来店くださいます。

後編では、シャンドブレさんのパンがおいしい秘密や、西春さんの考えるパンづくりの面白さについて伺います。お楽しみに〜!

Champs de Blé(シャン ド ブレ)

住所
横浜市港北区大豆戸町1149
定休日
月・火
営業時間
水〜日 11:00〜16:00
ホームページ
https://hanzoya.co.jp/bakery/
Instagram
https://www.instagram.com/champs_de_ble10/

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この記事を書いた人

酒井洋輔

酒井洋輔

編集長
くらしとすまいの松栄三代目。妙蓮寺生まれ・妙蓮寺育ち。農業を参考に、不動産と建築、街づくりが循環し、持続可能な形で成長するビジネスモデルを探求中。

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