『妙蓮寺ファーム』誕生!

ケのまち調査隊

妙蓮寺駅から徒歩で13分程、菊名と妙蓮寺の間の”松見町4丁目”に

かなっぱ畑の会「妙蓮寺ファーム」が誕生しました!場所はこちら


マンションに挟まれた土地ですが、ご覧の通り、風が抜ける気持ちのいい高台の土地!


今回お話を聞かせて頂いたのは、『かなっぱ畑の会山田牧美会長


かなっぱ畑の会は、神奈川区生涯学級「畑で楽しむやさいの時間」の修了生と、山田会長が中心となって2014年に結成されたグループ。

片倉の「あらく農園」さんや、神大寺の「mkファーム」さんなどでも、ボランティアとして、農家さんの手助けをされているそう。
 
こちらの「妙蓮寺ファーム」は、かなっぱ畑の会さんが管理を行っており、会則を守って頂ければ、どなたでも参加できるとのこと。

山田会長は、会の運営について

「この会は誰にも強制されることがないので、自分がやりたい時に参加してもらえればいいですよ」

とのことで、和を大切にしてくれる人なら、「やりたい時に参加して、畑仕事を楽しんでください」というスタイルで運営されているとのこと。

”毎週参加”のようなルールは一切ないそうです。

山田会長自身が、長年「昭和の企業戦士」として働かれてきて、退職前は社長まで経験され、色々なご苦労をされた経験から、自分のペースで参加できる会にしたかったんだそうです。

「今が一番いいですよ」と話す山田会長と、見学に来ていた妙蓮寺在住デザイナーのイヨリさん


もう一人、お話を伺ったのが、かなっぱ畑の会「妙蓮寺ファーム」を担当されている、木津(きづ)さん

木津さんは、この土地を畑として利用するための契約や、調整業務から担当してくださっており、この妙蓮寺ファームも、木津さんが中心となって作業を進められるとのこと。


こちらの畑は、元々地主さんが自家栽培用の畑として使っていたのですが、残念ながらその方が亡くなり、畑を引継ぐ人がいなかったため雑草が生えて、ヤブになってしまっていた土地でした。


管理を、くらしとすまいの松栄でさせて頂いていたのですが、元が畑で土が良く、放っておくと背丈ほどの竹に覆われてしまうこともあり、地主さんも、どうするか悩んでらっしゃいました。

松栄が業者さんと草刈りの打合せに行ったものの、入れず退散した時の写真

そんな時に「畑として再生させたい」という、かなっぱ畑の会さん地主さんを松栄がおつなぎし、今回妙蓮寺ファームが誕生しました。

(👆色々大変なことはありましたが、かなり省いています(笑))

畑になる前、山田会長と木津さんが視察

そして現在は、『開墾』の真っ最中!!

土を耕し、地中に張った地下茎を掘り出し、畑として再生させるため、みんなで協力して作業を進められています。

ただ、こちらの土地は重機が入らない場所なので、全て人力で開墾!!

土中には、こんな竹の地下茎が張っているのですが、少しでも残すと、この根からまた竹が生えてきて畑を荒らすそう。

ターミネーターのT2ような、不死身の竹の根
掘り起こした地下茎、これでごく一部だそうです。

本当に大変な作業ですが、皆さん休みながら自分のペースで作業を進められていました。

このかなっぱ畑の会「妙蓮寺ファーム」は、まだ始まったばかりです。興味のある方は、こちらに連絡をしてみて下さい。

風が抜ける高台の畑で、気持ちいい汗をかいてみてはいかがでしょうか。

かなっぱ畑の会

ブログ
https://ameblo.jp/kanappa8/


この記事をシェア

  • URLをコピーしました

この記事を書いた人

酒井洋輔

酒井洋輔

編集長
くらしとすまいの松栄三代目。妙蓮寺生まれ・妙蓮寺育ち(悪そうな人は友達ではない)農業を参考に、不動産と建築、街づくりが循環し、持続可能な形で成長するビジネスモデルを探求中。

このライターの記事

RECOMMEND