実家のような地域の居場所 『てんこもりのわ』

ケのまち調査隊

松見町で子ども食堂をやっている施設があると聞き、

妙蓮寺駅より徒歩12分のところにある

多世代交流の場『てんこもりのわ』にお邪魔しました!

場所はこちら

『てんこもりのわ』は毎週火・木に開かれているコミュニティセンター!

子ども食堂は月に1度行われています。

今回のメニューは、みんな大好きカレーでした!

メイン以外にもお野菜や、アメリカンドッグ、

デザートまで、種類がたくさん

備え付けのキッチンで1つ1つ手作りで作られています。

好きなおかずを選んで、好きな席でいただきます。

食事だけではなく、駄菓子やさんや…

子育ての無料相談なども行っていました。

子どもはもちろん、大人の心の拠り所にもなりますね。

たくさんのご家族が遊びに来て、とても賑やかな『てんこもりのわ』

代表の加山 勢津子さんにお話を伺いました。

もともと近所の子育て中のお母さんが大変そうだったので、「大丈夫?」と声をかけ、短時間のお預かりをしたことが、今の活動のきっかけだそう。

「子どもを見てるなら、他にも地域の人がお茶でも飲みに来てくれたらいいよね」と、週に1回だった預かり日を、週に2回にしたり、少しずつ規模が大きくなっていったんだとか。

人が増えて来たら、玄関狭い、暑い、障子が破けるなど少し問題が出てくるように…

設備整備のための補助金もらえないかなと、横浜市に掛け合い、

『サービスB』というお年寄りの見守りサービスも始め、今では0歳から98歳までが訪れるようになりました。

名前の『てんこもり』には「何でもやろう」という想いが込められているそうですよ。

令和5年には、市民の地域問題を解決したい、 地域の魅力をもっと高めたい、という思いを実現するため『まち普請事業』から、助成金も得ることが出来ました。

プレゼンに使用した建築模型

運営の協力者さんは、PTAや、町会の人、民生委員の方などに、声をかけて募っているんだとか。

施設の2階には小さい子どもが遊べるスペースや、

リサイクルの衣服がもらえるスペースもありました。

折り紙職人の方が来て、折り方を教えてくれたり、

カメラマンが来て、撮影会をすることも!

イベントも盛りだくさん!

来たからには喜んで帰って欲しい、話をしたり、泣いてもいい。

気が晴れた!と思ってもらえれば嬉しい」と加山さんはお話されていました。

その居心地の良さから、遠くに引っ越してからも遊びに来てくれたり、長く関係が続いている人もたくさんいるんだとか。

色々と大変な時代ですが、実家のように「おかえり」と出迎えてくれる『てんこもりのわ』は、心地よいサードプレイスになってくれる場所だと感じました。

ぜひ気軽に遊びに行ってみてくださいね。

てんこもりのわ

住所
横浜市神奈川区松見町3丁目940−8
Instagram
https://www.instagram.com/10komori2525

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この記事を書いた人

鈴木安佳音

鈴木安佳音

広報職や、保育園栄養士などを経験し、2021年にフリーランスとして独立。カメラ・料理・ドラマ・美容・器が好き。

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