2年前に取材させていただいた
横浜で1番歴史のある少年野球チーム『富士塚レディアンツ 少年部』
現在の状況について久しぶりにお話を伺ってきました!
篠原小・城郷小・岸根公園・新横浜公園周辺に
住んでいる子どもたちが多く所属している富士塚レディアンツ。
基本的に小学生が活動の中心ですが、兄弟の影響で、保育園から来てる子もいるんだとか。
2年前の取材時と比べて、チームの人数は2倍ほどに増えたそうです!
しかし人数が増えていく一方で、レディアンツを『ひとつの習い事』として捉える人も増えてきたと感じているそうです。
監督いわく、レディアンツのチームメイトは、
「友達」ではなく「仲間」だということですが、その違いを尋ねたところ
「楽な時だけでなく、苦しい時も一緒に乗り越えるのが仲間」
とのことでした。そのためにも、
「私たちに子どものことを、もっと任せてもらえたら」
「子供だけの世界に、子供たちを送り出してもらえたら」
とお話されていました。
例えば親が「うちの子は体力ないから…」と
子どもの限界を決めてしまうのは、子どもの成長の機会を奪ってしまうことにもなります。
大切なのは、大人がしっかりと見守っている場で、子どもたちの力を限界ギリギリまで引き出してあげることで、子どもたちは見違えるほど成長していくそうです。
ちなみに、レディアンツでは水分補給をしっかり行うなど、健康面にも気をつけているので、
今まで熱中症になった子は一人もいないそうです。
また、社会に出てからは不条理との戦いも多いと思います。
以前は学校が社会の厳しい一面も教えてくれていましたが、今は先生の立場も難しくなり、厳しいことが言えない時代になってしまいました。
でもレディアンツでは、そんな社会の不条理との関わり方も学べるそうです。
監督は、
「失敗が許される場所なので、どんどん失敗してほしい」
「『失敗するのが怖い、恥ずかしい』という子供たちのストッパーをはずしてあげたい」
極論を言えば、
白水監督:
「失敗してもらうために、レディアンツをやっている!」
とまでお話されていました。
失敗する前に止めてしまうと失敗経験が積めず、成功にはなかなか辿り着けません。
大切なのは、失敗からなぜ失敗したのかを学ぶことだと仰っていました。
また、子ども達も監督に遠慮なく間違いを指摘してくれるそうで、何でも言い合える仲なんだとか。
親にも見せないLINEの内容を、監督には特別に見せてくれることもあるそうです(笑)
今回の取材でも富士塚レディアンツは、野球を通して色々なことを経験できる、子供の第三の居場所(サードプレイス)だということを改めて感じました。
そして25年以上、様々な時代の子どもを見続けている白水監督だからこそ、子どもの力を引き出してあげられるんだなとも感じました。
子どもたちに失敗も含め、いろいろな経験をさせてあげたい方は、ご連絡してみてはいかがでしょうか!?
富士塚レディアンツ
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