2025年4月19日(土)
小さなまちの本の催し 本や街 が開催されました。

本屋・生活綴方が主催するこの催しは、全国から本の書き手やつくり手が、妙蓮寺にやってくるブックマーケット。
昨年は雨天でしたが、今年は初夏のような晴天!スタートからたくさんの人が訪れていました。

開催地は主催の本屋・生活綴方と、妙蓮寺の街の
tegusu.inc
本屋の二階
菊名南町会館
くらしとすまいの松栄
古民家HUG
の6つが会場となり、
以下の出展者さんたちが、各会場で本の販売や、イベントを開催しました。
モノ・ホーミー
トーキョーブンミャク
palmbooks
BOOKSOUNDS+手差ユニッツ
あまのさくや
十七時退勤社
Try Many Times Club
百万年書房
山内尚・清水えす子
代わりに読む人
猋社
本の雑誌社
素粒社
安達茉莉子
地下BOOKS
烽火書房
tegusu
BEACON
青木直哉
横浜創英中学校・高等学校
矢部真太(まちなか写真館)
天野潤平(柏書房)
※綴方ゲスト店番 河波雄大(みすず書房)
※綴方ゲスト店番、生活綴方出版部
三輪舎 (敬称略)
会場をめぐると妙蓮寺のまち歩きもでき、まさに「本や街」を体験できました。

またトークイベントやポートレート撮影会も開催され、TERA COFFEE and ROASTERでは、この催しのために「本や街ブレンド」を限定販売。
本を読む時にぴったりな、浅煎りと深煎りの2種類がありました。

メイン会場の本屋・生活綴方は、常に人であふれており、この時は、みすず書房の河波さんがお店番として切り盛りされていました。


コワーキングスペース「まちのしごとば 本屋の二階」では、ジャグリング旅行記のZINEを販売している青木さんが「1時間耐久ジャグリング」をいうユニークな挑戦を行なったり、本を1冊購入すると占いをしてもらえる企画があったり、こちらも大賑わい。


古民家HUGでは、横浜創英中学校・高等学校の生徒さんが、自分たちが作ったZINEを販売していました。
本屋・生活綴方を監修する三輪舎の中岡さんが、特別授業の講師として学校に来たのがきっかけで、今回のZINE販売に至ったそうです。

菊名南町会館でトークショーを行った、安達茉莉子さんもこちらで本を販売されており、作家さんや出版社さんと、直接お話ししながら本を選ぶ、なんとも贅沢な時間となりました。


このサイトのデザイン&構築を担っているデザイン事務所のtegusu.incでは、オリジナルのアートピースの販売や、今回のイベントに向けて制作した、ケのまちおさんぽマップも販売されていました。




くらしとすまいの松栄の3階では、本以外にもコーヒーの販売や、消しゴムハンコのワークショップが行われていました。


またケのまち編集長の酒井と、松栄の設計の能勢がアテンドする「まち歩き」も開催され、知られざる妙蓮寺の情報や魅力などを話しつつ、1時間弱ご案内させて頂きました。


最後に今回の本や街の仕掛け人である、三輪舎の中岡さんと、本屋・生活綴方の鈴木さんにお話を聞きました。
中岡さん
「ふつうこのようなイベントは展示場などで開催されますが、本や街は街で開催するイベントなので、みんな気負わず自然体でやってくれてますね。第一回目の去年はこのイベント後に、あらためて石堂書店や本屋・生活綴方に来てくれたり、引っ越してきた人もいたんです。それがとても嬉しかったですね」
鈴木さん
「今年もたくさんの方にご来場いただけて嬉しかったです。運営は大変ですが、今の規模感や雰囲気を大切に、来年も皆さんに楽しんでもらえたら、と思っています」
また中岡さんは
「この催しは、まちの本屋が担うことに意味がある」とも言っており、大きな書店に並ぶ本だけでなく「ここだから出会えた本」を手に取れるイベントとなりました。
出展者さんたちの心地よい空気感が妙蓮寺の街を包み込んで、限りなく日常に近い非日常がそこにはありました。
本を見ながら、作家さんたちとお話をしながら、みんながリラックスして1日楽しめる催しとなりました。
主催:本屋・生活綴方(株式会社石堂書店)、株式会社三輪舎
協賛:くらしとすまいの松栄
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