野球少年から、日本一のそば屋へ〈鴨屋そば香 加藤 和巳〉(前編)

お店とケのまち

落ち着いた上品な雰囲気の店内で、美味しい日本そばが食べられる妙蓮寺の『鴨屋そば香』 

お昼時になると、連日地元の老若男女が集う人気店です。


12年前に、約4.5坪の小さなお店から始まり、美味しさが口コミなどで瞬く間に広がって菊名店、白楽店を次々にオープン。

着実に事業拡大を成功させている、そば香のオーナー加藤 和巳さんにお話を伺いました。

加藤さんってどんな人? 

酒井:

加藤さんに、そばに関係ない質問をぶつけてみました!

出身地
横浜
靴のサイズ
26.5㎝
好きな数字
1! 1番が好き
好きな深夜番組 
クレイジージャーニー 
好きな映画
1位 ブラザーフット
2位 デッドマンウォーキング
3位 ユージュアルサスペクツ
好きな音楽
1位 始まりの合図 ケツメイシ
2位 涙 ケツメイシ
3位 さくら 森山直太朗
好きな飲み物
1位 ビール
2位 カフェラテ
3位 爽健美茶
サッカー or 野球
野球、高校野球大好き!
タピオカ or ナタデココ
ナタデココ
推し麺
当店自慢の鴨せいろ!
最後に泣いたのは?
2019年7月 高校野球を見て大号泣!
最後に笑ったのは? 
毎日爆笑してます 
最後に旅したのは? 
2007年7月 沖縄から東京へ原付で旅をしました 

酒井:

さてさて、加藤さんがどんな人物かご想像いただけた(?)ところで、いざ本編へ。

そば屋を開店した経緯、修業時代の話、看板商品への熱い想い、今後の展開についてなどを伺ってきました。

まずは前編をどうぞ!

子どもの頃から「そば屋になりたい!」


幼少期はお兄さんの影響で『野球少年』だった加藤さん。

野球を始めたころの加藤さん

中学校ではシニアリーグに所属し、プロ野球選手の卵として本格的に野球に打ち込む日々を送ります。

大きくなったらプロ野球選手になりたい!』と思うと同時に、

『周りには、こんなに強いやつらがいるんだ』 ということに、気づいたのもこの頃。

加藤さん:

この頃から『将来はお蕎麦屋さんになりたい』と思うようになりました。

酒井:

なぜそば屋さんに?きっかけは?

加藤さん:

とにかく小さいころおそばを食べるのが好きだったんです。

その頃、唯一の加藤家の外出が『お蕎麦屋さんに食べに行くこと』だったので、それがきっかけのひとつでした。

プロを目指して野球漬けの日々

加藤さん:

あと幼馴染のお店がお蕎麦屋さんだったので、よくお蕎麦屋さんに出入りしていました。

そばが生活環境の中に身近にあった』 ということもきっかけのひとつですね。

大学法学部卒のそば屋さん

インタビューは和やかな雰囲気で進みました


高校は、妙蓮寺にある『私立武相高校』へ。

硬式野球部に所属しましたが、大学進学を志し高校二年の夏に退部。 

その後、現役で大学に受かることを目標に勉強に専念し、

見事『関東学院大学法学部』に合格。大学へ進学しました。

酒井:

大学ではなにをされていたんですか?

加藤さん:

力を入れていたのはサークル活動。自分たちで大学2年の時にサークルを作ったんです。

それで僕が会長をやらせてもらえることになって。

小さなサークルですけどね。大学は仲間に恵まれた4年間でした。

忘れられない修業時代


大学4年生となり、

周りの友達が就職活動を始める中、ひたすらにそばを食べ歩いていた加藤さん。 

『味に惚れ込んだ鎌倉のお店』に出会い、

履歴書を持っていくと、その熱意を買われ修行をはじめることに。

これが、加藤さんの修業物語のはじまりです

加藤さんの年表

酒井:

沖縄へ武者修行に??

加藤さん:

はい。沖縄では『そばダイニング』で働いていました。 

沖縄修業時代のお写真

加藤さん:

当時は朝8時くらいから市場で働いて、 終わったら修行しているお店に戻って仕込みを始め、夕方5時半から本業のそば屋が営業開始

若々しい加藤さん!

加藤さん:

24時ラストオーダーで、25時閉店だったので、普通に家に帰ると26時くらい。

そしてまた次の朝8時に市場に行くという、かなりハードな生活を送っていました。でも、楽しい毎日でした。

酒井:

後編では、加藤さんが妙蓮寺に開店した経緯、
おそばに込めた熱い想い、加藤さんの夢などをお届けいたします!

鴨屋 そば香

URL
https://www.ogasaya.co.jp/
電話番号
045-309-8546
住所
横浜市港北区菊名1-3-8

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この記事を書いた人

酒井洋輔

酒井洋輔

編集長
くらしとすまいの松栄三代目。妙蓮寺生まれ・妙蓮寺育ち。農業を参考に、不動産と建築、街づくりが循環し、持続可能な形で成長するビジネスモデルを探求中。

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